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M.A.P.

M.A.P. は、Medical Assistance Program の略で、直訳すると「医療サポートプログラム」 の意味だ。私が「M.A.P.」を最初に知ったのは、未だアメリカに住んでいた頃で、およそ 45 年前だろう。人生の岐路に立っていた私は「クリパル」アシュラムを知って、そこで出会 った先輩に相談をしたとき、彼女から手渡された本が「M.A.P.」だった。


私は父が外科医だ ったお陰で、命を取り留めたという話は既にブログに書いたかもしれないが、アメリカへ留 学してからは薬を飲まない自然の療法をかたっぱしから試していくうちに、私のからだは 徐々に健康を取り戻していった。 父の医療は西洋の対症療法に基づいていたから当然薬を使って治療をするが、この「M.A.P.」 が紹介する医療サポートは根本的に異質のものだ。何故なら、それは現代科学に則っていな いからだ。言い換えると、不可視なエネルギーによる医療サポートなのだ。

ただ、それを知 る前に、私は先輩が差し出した本のタイトルが「メディカル」の文字を含んでいたので、て っきりそれを「西洋医療」だと早合点してしまった。せっかく頂いた本だったが、しばらく は本棚へ置いたまま読むことはなかった。ところが、ある日突然それが私には必要だという 声が聞こえたように思えたので、手に取って読み始めると、まるで砂漠の地に恵の雨が降っ てきたかのように私は朝晩「M.A.P.」を手放すことなくむさぼり読んだ。

そして、22 年前に某雑誌のインタビューで正式に「M.A.P.」を紹介するまでは、ただ自分 の健康サポートとして「M.A.P.」を実践していただけだったが、一旦雑誌に紹介されると、 直ぐに編集長や私をインタビューした担当者などから「M.A.P.」講演会の依頼が殺到した。 そうして、月一の講演会が東京港区の公民館で始まったが、ありとあらゆる宗教人たちや一 般人がおよそ 100 名ほど集まる盛況な講演会だった。回を重ねるごとにベテランさんた ちと初回の人たちとの格差が広がってきたので、講演会は一旦閉じることにした。


そして、 翌年、新たにスクールとしてスタートさせることが決まったが、あえて言えば、それが今のホ ルト・ヨガ・インスティテュートの始まりだったと思う。 当時のカリキュラムは、主にペレランドラ社のフラワーエッセンス、ガーデニング、微生物 のバランスプログラムで、それにヨガの瞑想と呼吸法を付加したものだった。ヨガと言えば、 アーサナだと応える人がほとんどだと思うと、その頃からホルトは可視より不可視の存在 を重要視していたことが分かって嬉しい。

(写真:ペレランドラ社が出版した本とエッセンス と アメリカバージニア州にあるペレランドラガーデンの中心に置かれたクリスタルとテンソルエネルギーのグリッド。これによって自然のバランスが保たれている。)

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